
1月29日、栗熊コミュニティセンターにて、まちづくり講演会「さぬき森林学:香川県の森林と植物」を開催しました。
講師は、香川大学農学部の小林 剛 准教授。
香川県の森林や里山の成り立ち、近年見られる森林環境の変化についてお話しいただきました。



講演では、森林が光合成によって二酸化炭素を吸収し、土壌の形成や水資源の維持、気候や災害の緩和に関わっていることが示されました。森林と土壌が一体となって機能することで、流域から沿岸域まで環境を支えている点も紹介されました。
また、香川県では森林面積が県土の約45%にとどまり、里山の割合が高いこと、過去の伐採の影響で原生林がほとんど残っていないことなど、地域特有の状況についても触れられました。

マツ枯れ後に進んだ竹林の拡大、約120年ぶりとされるハチクの開花、甲虫が媒介するナラ枯れなど、現在進行中の森林の変化についても説明があり、今後の経過観察と対応の必要性が示されました。
身近な山や里山の現状を、地域の課題として考える機会となる講演会でした。



