まちづくり計画
地域コミュニティについて
地域コミュニティ設立の経緯
平成2年 第二次丸亀市総合計画策定
「どこよりも住みよいまち、だれもが住みたくなるまち」をめざして
丸亀市の将来像
1 心ふれあう人権尊重のまち
2 健やかな福祉のまち
3 うるおいのある快適なまち
4 想像力豊かな文化のまち
5 活力ある調和のとれたまち
「4 想像力豊かな文化のまち」実現のため

【社会教育充実のため公民館施設の整備】
栗熊の公民館は、地域の交流や学びの場として、さまざまな活動が行われています。
たとえば、高齢者の教室や婦人学級、子どもたちの書道教室、公民館まつりやクラブ活動など。
こうした取り組みを通じて、住民同士がつながり、楽しく交流したり、生活に役立つ学びを深めたりしています。
公民館は、そんな地域の“よりよく生きる”ための拠点になっています。

【社会情勢の変化】
少子高齢化がどんどん進んでいる今、
子どもたちの健やかな成長のことや、人権のこと、地球環境のことなど、地域が抱える課題はどんどん増え、内容も多様になってきています。
こうした住民のみなさんのさまざまなニーズに応えていくことは、行政にとっても、今やとても大切で急を要する課題になってきています。

【市民が主役のまちづくり】
地域のいろいろな課題を解決していくためには、まずは家庭や地域のつながりをもう一度見直し、元気にしていくことが大切です。
そして、私たち市民と行政がパートナーとして力を合わせ、一緒に「住みよいまち」をつくっていくことが、まち全体の元気につながると考えています。
その想いから、「市民が主役のまちづくり」を進めるために、地域コミュニティのしくみを整えてきました。

【地区コミュニティの設置】
平成10年度に、市内全体で12の地区コミュニティが、小学校区を目安に設けられました。
それぞれの地域では、総務・人権・環境・保健・体育・文化など、さまざまなテーマに取り組む部会が中心となって活動しています。
こうした住民主体の取り組みを支えるためには、活動の拠点となる場所の整備が欠かせません。
そのため「コミュニティセンターをしっかり整えてほしい」という声が、地域のみなさんから強く寄せられるようになりました。

【社会教育審議会答申】
昭和46年4月に出された社会教育審議会の答申では、
「これからの公民館は、地域のコミュニティセンターとしての役割も担いながら、広い意味での“学びの場”として、もっと機能を高めていくことが大切です」と言われました。
地域の皆さんが日常の中で学びたいことを気軽に学べる場所として、
そして、新しいつながりや人と人との心の成長を育んでいくためにも、公民館がもっと大切な存在になっていく――そんな考え方が示されたのです。

【コミュニティセンターの設置】
「市民が主役のまちづくり」をもっと進めていこう――
そんな思いから、これまで社会教育の場として使われていた各地区の公民館を、地域の人たちが気軽に集まって交流できる場所へと活用していくことになりました。
そのため、これまでの公民館を、地域コミュニティの活動拠点として活かすべく、「コミュニティセンター」として新たにスタートさせました。
市民一人ひとりが、自分のまちをつくっていく主役として関われるように。そんな願いが込められています。

【施設管理】
コミュニティ組織は、地域に住むすべての人が対象です。
そして、自治会を中心にいろいろな団体が集まってできています。
そのため、施設の管理やコミュニティ活動に関する業務は、以前は「生活課」、今は「地域振興課」が担当しています。
また、平成17年3月に丸亀市・綾歌町・飯山町がひとつになって新しい「丸亀市」となったことで、綾歌町と飯山町にも新たに5つの地区コミュニティができました。
その結果、今では全部で17の地区コミュニティが活動しています。